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🚰水の種類と選び方



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水の種類と選び方について

 

水は私たちの生活に欠かせないものですが、実はさまざまな種類があります。水の種類によって、味や成分、効果が異なります。では、どのような水があるのでしょうか。今回は、代表的な8種類の水について、違いや特徴を紹介します。

水道水

水道水は、ダムや河川などの地表水を原水として、浄水場でろ過・殺菌・塩素消毒された水です。日本の水道水は世界でもトップクラスの安全性があり、そのまま飲んでも問題ありません。ただし、水道管や貯水槽の状態によっては、錆や汚れが混入する可能性があります。また、塩素の臭いや味が気になる方もいるでしょう。水道水は一般的に軟水であり、ミネラルは少なめです。

 

天然水

天然水とは、特定の水源から採水された地下水を原水とした水で、化学的処理のみが施された水です。天然水には、ミネラルが豊富に溶け込んでいるナチュラルミネラルウォーターと、溶け込んでいないナチュラルウォーターがあります。天然水は、水源の地域や地層によって、味や硬度、pHが異なります。天然水は塩素が含まれていないため、開封後は早めに飲みきる必要があります。


ミネラルウォーター

ミネラルウォーターとは、天然水にミネラル分の加工や調整が加えられた水です。原水は天然水と同じく特定の水源から採水された地下水ですが、品質を安定させるためにミネラル分などが加工・調整されています。ミネラルウォーターは、さまざまな味や種類から好みのものを選べるメリットがあります。ミネラルウォーターは食品衛生法に基づいて製造されており、安全に飲めます。

 

炭酸水

炭酸水とは、二酸化炭素炭酸ガス)を含んだ水です。炭酸水には、自然に湧き出た二酸化炭素を含んだ天然炭酸水と、人工的に二酸化炭素を圧入した人工炭酸水があります。炭酸水は、シュワシュワとした刺激が楽しめるほか、美容や健康にも良いとされています。炭酸水は、満腹感を得られるため、食事量を減らせます。また、血行がよくなり疲労回復の効果も期待できます。ただし、糖分が含まれている製品も多いので、摂りすぎには注意しましょう。

 

 

海洋深層水

海洋深層水とは、水深200mより深い海から汲んだ海水です。海洋深層水は、表層の海水に比べて、窒素・リン・ケイ素などの無機栄養塩が多く、必須微量元素やミネラルが豊富に含まれています。また、科学物質の汚染にさらされる機会が少ないため、清浄性もあると言われています。海洋深層水は、飲料水として販売されているほか、水産食品の加工や化粧品の製造にも活用されています。

 

RO水

RO水とは、水道水や天然水などの原水をRO膜でろ過した水です。RO膜とは逆浸透膜のことで、この膜を通すと水分子以外の不純物やミネラル分が除去されます。そのため、純水やピュアウォーターと呼ばれることもあります。RO水は、不純物が限りなく少なく、工業用や実験用として使用されます。飲料水として販売される場合は、ろ過した後にミネラル成分を添付し味を調整することがあります。

 

アルカリイオン水

アルカリイオン水とは、水道水などの水をアルカリイオン整水器を使って電気分解することで作られるpH9~10の弱アルカリ性の水です。飲用アルカリ性電解水と呼ばれることもあります。アルカリイオン水は、ペットボトル飲料として販売されており、胃腸症状の改善に有効であることが薬事法で認められています。アルカリイオン水には、下痢や消化不良、便秘など胃腸に関わる不調を改善する効果があるとされています。

 

水素水

水素水とは、水素分子や水素イオンが溶け込んだ水です。水素分子に圧力をかけて水に溶け込ませたり、水に細かい水素ガスを混ぜ合わせることで作られます。水素水は、水素が活性酸素を除去するという抗酸化作用があるとされており、美容や健康に良いと言われています。水素水は、水素濃度が高いほど効果が高いとされています。

 

結びに

何気なく飲まれている水にも、色々な種類があります。味も様々です。水のソムリエ体験をしてみてはいかがでしょうか。